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Valentina

    日本盤
    (ボーナストラック2曲)

    U.S.盤
  • The Wedding Present新作『Valentina』日本盤3/21発売!
    ボーナストラック2曲収録!
    [2012/1/12 - 1/15 - 1/30 - 2/9 - 2/24 - 3/21更新]
     昨年9月より幾度となく進捗をお伝えしていますが、この3月にザ・ウェディング・プレゼントの約4年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『Valentina』がいよいよリリースされました。
     今年の第54回グラミー賞のベスト・ワールド・ミュージック・アルバムを獲得したデザート・ブルーズ・バンドTinariwen(昨年のフジ・ロック・フェスティヴァルにも出演し、Brian EnoやRadioheadのThom Yorkeがお気に入りとして名前を挙げるグループでもあります)のアルバム『Tassili』でエンジニアを務めたDavid OdlumによってフランスのBlack Boxスタジオで録音され、Red Hot Chili Peppersの近作や同じく今年の第54回グラミー賞主要部門を総なめしたAdeleの大ヒット作『21』でも数曲を担当したエンジニアAndrew Schepsがミックスダウンを手がけた本作。CD盤は英国では自身のScopitones、欧州ではドイツのStickman Recordsから19日、北米・カナダもScopitonesから20日、日本では& recordsから21日、今回初のリリースとなるオセアニアでは23日にオーストラリア・メルボルンのLost And Lonesome Recordsから。ヴァイナル盤はStickman Recordsと北米ジョージア州アセンズ(と書くと、どうしてもR.E.M.を思い出してしまいますが)のThis Will Be Our Summer. Recordsからそれぞれ発売されます。収録曲目は1/18付けのニュースをご参考下さい。

     今回は特に日本盤が注目すべき内容で、海外盤には収録されない2曲のボーナストラックが収録されます。その2曲、パンキッシュな展開を見せる"1000 Fahrenheit"、ライヴのレパートリー曲であった"Can You Keep a Secret?"が本当に素晴らしい!また、公式な歌詞と日本語対訳もありますので、今回は日本盤でぜひ聴いて下さい。また同時期に販売を開始する日本のiTunesダウンロード・アルバム iconにはこの2曲に加え、先行シングル"You Jane"のMVが追加収録。海外版のiTunes版にはこの2曲の替わりにボーナストラック"Pain Perdu"が収録されます。ちなみに日本盤ボーナストラックの2曲は、ファンクラブClub 8特典の7インチ・ヴァイナル盤に収録される2曲(ライヴでも未発表の新曲"Metal Men"と"Unthinking")ともまた異なります。

     その日本盤CDはAmazon.co.jpHMV.co.jpで、Scopitonesからの北米版CDがAmazon.co.jp で、ヴァイナル盤はStickman Recordsの欧州盤がHMV.co.jpで、This Will Be Our Summer. Recordsの北米盤は限定仕様、通常仕様共にレーベルのWEBサイトで販売中です。後者の限定仕様は150枚の限定生産となるカラー・ヴァイナル盤で、最近アナログ盤がリリースされる場合によく見かける圧縮音源のダウンロード・コード付きになります。また、アルバムからのリードトラック"You Jane"のフルコーラスの試聴トラックが&recordsのWEBサイトで、オープニング・トラックの"You're Dead"が英Spin誌のWEBサイト上で、"Back a Bit...Stop!"がフランスの音楽サイトmagicrpm.comでそれぞれ公開されています。
     余談にはなりますが、The Wedding Present名義のスタジオ録音の新作アルバムの日本盤がリリースされるのは、実は1996年の『Saturnalia』以来約16年ぶりの出来事です。

    【追記】
    それを明かしたところで売り上げに寄与出来るとも思っていなかったので敢えて今まで言いませんでしたが、方々から突っ込みのお言葉をいただきましたのでお書きしておきますと、『Valentina』日本盤ライナーを書かせていただきました。お楽しみいただければ幸いです。




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First published on the internet in February 1998