The Wedding Present ライヴでLou Reedを追悼 [2013/10/30] すでに報道などでご存知の方も多いと思いますが、去る10月27日に、The Velvet Undergroundのメインマンとしてはもちろん、ソロでも数多くの名作・名曲を残したLou Reedが肝臓疾患の為、この世を去りました。享年71歳でした。 David Gedgeは中学校の同級生でアマチュア・バンドのバンドメイツでもあったThe ChameleonsのDavid Fieldingから教えられたThe Velvet Undergroundを聴き始めたことで音楽的な指向性が全く変わってしまったこと、そして後年のインタビューでも度々Lou Reedの詩人、物語の語り部としてのスタイルに大きな影響を受けたこと、"Take Me!"後半のパートは『Live 1969』収録のライヴ・テイクの"What Goes On"にインスピレーションを受けたことを公言しており、ザ・ウェディング・プレゼントとしても1990年にThe Velvet Undergroundのトリビュート作品のために、TWPデビュー年でもある1985年に発表されたコンピレーション『VU』のみで聴くことができる佳曲"She's My Best Friend"をカヴァーしているのはよく知られている所です(同曲はLouの1976年発表の名ソロ『Coney Island Baby』でアレンジも刷新してリメイクされていますが、実際の発売順としてはオリジナル版の方が後になります)。 イングランド・ツアー中であったTWPは、この訃報を受け、10/28のNewcastle"The Think Tank"公演のセットリストを一部変更し、急遽その"She's My Best Friend"のカヴァーをライヴで演奏し、Louを追悼しました。現在、そのリハーサル時の映像がバンドの公式Facebookで公開されています。なお、この曲がステージで演奏されたのは、TWPの長い歴史上でもこれが初めてとなります。