- 2014年に発表が予定されるThe Wedding Present / Cinerama作品情報 [2014/1/10 - 1/28追加]
1.2012年作『Valentina』のCinerama名義での再録音版制作中 現在旧メンバーのTerry de Castroを交えてCinerama名義での新作アルバムが制作されています。しかも今回はThe Wedding Presentの2012年作『Valentina』全編をアレンジを全面的に刷新し、Cinerama版として再録音したものになるとのこと。その仕上がりが気になるところです。現時点で発売日などは未定です。
2. The Wedding Present今年のRecord Store Dayのリリースはウェールズ語版EP 毎年4月の第3土曜日に開催されている年に一度のレコード小売店の祭典、Record Store Day。TWPは過去2年のRecord Store Dayの際には『Valentina』セッションからの楽曲をフランス語、ドイツ語で歌い直したEP("4 Chansons EP"、"4 Lieder EP")を10インチ・ヴァイナル盤のフォーマットでリリースしてきましたが、今年も同趣向のEPが発売されます。今回は何とウェールズ語です。David Gedgeの発言ではタイトルは"EP 4 CÂN"で、4/19のRecord Store Day開催日に店頭発売されますが、収録曲には『Valentina』日本盤のボーナストラックでもあった"1000 Fahrenheit"のウェールズ語詞版も含まれます。
3. The Wedding Present 2008年作『El Rey』セッション時に再録音された『George Best』リヴィジッテッド版のミックスダウンに着手 以前からファンの間では存在すること自体はよく知られていた幻の音源がついにリリースに向けて動き始めます。2008年作『El Rey』は2007年10月から11月にかけて行なわれた『George Best』20周年記念ツアーの勢いもそのままに、旧知のSteve Albiniと共に作られた作品でしたが、Steve Albini所有のElectrical Audioでのアルバム本編部分のレコーディング終了後に密かに録られていたのが、ツアー時同様の『George Best』LP全編の再現パート。ただし、そのSteve Albiniによる再録音版はなぜかミックスダウンされることなく、今日まで未発表のままでした。録音からちょうど6年の歳月が経過した1/27、David GedgeがTwitterの公式アカウントでついにそのミックスダウン作業に入ることを明かしました。 なお、Davidから寄せられた情報ではまだミックスダウンを誰が担当するのかは未定とのことですが、おそらくSteve Albiniとは別のエンジニアに任せる可能性がありそうです。同時にアップされたマスターテープの写真には末尾に"Shatner II"とあり、まさか別アレンジで"Shatner"を再録音したのかと個人的にワクワクさせられましたが、単なる2テイク目で、どちらを採用するかはこれから決定する模様。いずれにしても、これでもう1つ今年の楽しみができました。
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