- デイヴィッド・ゲッジ「新作はLAアルバム」 [2008/2/25]
先週配信されたオフィシャル・ニュース・レターにてデイヴィッド・ゲッジが新作について言及致しました。以下はアルバムについて言及した部分の翻訳です。*印と数字はそれぞれ下記に訳者の注釈を設けています。またこのアルバムについての第一報となった当サイトの2/14付けのニュースもご参照ください。ザ・ウェディング・プレゼントのニュー・アルバムのタイトルはスペイン語で王を意味する『エル・レイ(El Rey)』。2008年5月*1に発売を予定しているこのLPはシカゴでスティーヴ・アルビニによって録音とミックスが行われた。ザ・ウェディング・プレゼントのリーダーであるデイヴィッド・ゲッジが現在発売中の英MOJO誌に語った所によると、
「僕は去年からウェスト・ハリウッドに暮らしているから、たぶん僕から言うまでもなく、これが僕の“L.A.アルバム”*2である事を証明する(歌詞やタイトルでの)引用はいくつかあるね。アルバムのテーマは“情欲”、“嫉妬”、“裏切り”、“後悔”、“強迫観念”、そして“スーパーヒーロー”...つまりは、いつもと一緒って事だよ!今回スティーヴ・アルビニと一緒に仕事をする事にしたのは、新曲のサウンドはとてもギター・サウンドが強調されていて、きわめて暗い作風だったからだ。仕上がりはとてもいいよ。きっと、君の想像通りにね。アルビニはその手の仕事はお手のものだから。」 *1:現時点ではイギリスでは5/19の予定。
*2:知っての通り、前作『Take Fountain』はシアトルを舞台にした恋愛小説的な内容でもあり、それ故にデイヴッド自ら“シアトル・アルバム”と呼んでいて、歌詞やタイトルにはシアトルに実在する地名や場所を示す引用が少なくなかった。今作を“L.A.アルバム”と呼ぶのも同じ様なLAやハリウッドという街特有の事柄の引用が見られるため。
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