- ニュー・アルバム『El Rey』収録予定曲をライヴ映像で振り返る [2008/2/16 - 追記3/3]
5月に発売される新作『El Rey』に収録が見込まれる新曲を、YouTubeにアップされた2006年以降のライヴ映像で改めて振り返りたいと思います。
>> No Soup For You Soup ("Doncaster Live 2007", U.K. 21/7/2007)
2006年秋のツアーで初登場。『TAKE FOUNTAIN』プロジェクト以降初めて書かれた曲の1つ。アルバム収録に際し、タイトルは短く"Soup"に改題される事になりました。2007年夏唯一のライヴとなった英ヨークシャーDoncasterでのフリーフェスからの映像で。
>> I Lost the Monkey (Picturedrome, Holmfirth, U.K. 31/3/2007)
『The Complete Peel Sessions』発売記念で行われた英ヨークシャーでのショート・ツアーから。この曲も前年2006年秋のツアーで初登場。このツアーから投入した新しいギター(SUPROのCoronadoトレモロ・アーム付きブラック・モデル)の特色的な響きから導き出された曲、という印象が以前から私にはあります。個人的にはシングル候補曲(希望曲)ですかね。
>> The Thing I Like Best About Him Is His Girlfriend (Picturedrome, Holmfirth, U.K. 31/3/2007)
同じツアーからの新曲で、当初は「The Thing I Like Most About You Is Your Girlfriend」というタイトルでしたが、『El Rey』にはこのタイトルで収録されます。とは言っても所有格が第三人称になっただけですが。それにしても、本人がMCで認めている通り、いかにもデイヴィッド・ゲッジ作品らしいタイトルと歌詞ですね。 ちなみにギターのChiris McConvilleはこの曲のイントロを弾き間違えていますが、その間違えた曲も新曲のもので、"Model, Actress, Whatever..."(これまた名曲です)というタイトルで収録予定です。
>> Don't Take Me Home Until I'm Very Drunk (La Maroquinerie, Paris, France 2/11/2007)
記憶に新しい昨年秋、『George Best』20周年記念ツアーで毎回演奏されていた新曲です。ここではフランス語のMCも流暢なパリ公演の映像でご覧ください。リンク先は別の動画サイト、Daily Motionです。なお、アルバムでの発表時には曲名から「Very」が省かれています。
>> Spider-Man on Hollywood (Leslie, Greenside, U.K. 16/10/2007)
同じく昨年秋、『George Best』20周年記念ツアーの初日、10/16のスコットランドLeslieのライヴハウスThe Greensideでのシークレット・ギグでのみ演奏された新曲。当初のタイトルは「Spider Man」でしたが、これも『El Rey』にはこのタイトルで収録されます。『El Rey』のLA的なフィーリングを文字通り連想させる改題と言えます。
この他に収録が見込まれる楽曲は以下の通りです。
Hulk Loves Betty
Santa Ana Winds
Which Brings Me To You
Drink You, Eat You
なお、シカゴでのレコーディング楽曲は全部で17曲あり、ここで触れた10曲以外まだ7曲ありますので、アルバム収録曲がさらに増える可能性は残っています。とはいえ、先日のニュースでも触れたように、一昨年の8月にBBC Radio 1のオール・カヴァー・セッションで披露したTake Thatの"Back for Good"のカヴァー(その時のmp3音源はこちら)はさすがにシングルのB面用に収録したものだと思いますが。
【追記2008/3/3】
その後、さらに曲名の変更があり、以下の様になっています。
No Soup For You → Soup
Which Brings Me To You → The Trouble With Men
また、Hulk Loves Bettyはアルバムからはオミットされる模様。
さらに、他のシカゴでの録音曲として以下の曲名が判明しました。
Twenty Jackies
Pinch Twist Pull Release
Swingers
Peek-a-boo
Boo Boo
Palisades
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