At the Edge of the Sea 2018からの映像[2018/8/13]
今年で10周年を迎えたDavid Gedge主催の音楽フェスAt the Edge of the Seaが現在の拠点英ブライトンで8/10-11の2日間にかけて開催されました。例年同様にCineramaで幕を開け、Terry de Castroや初代ドラマーShaun Charmanの新グループJetstream Ponyなど関連メンバーたちや地元バンドのラインナップを交えながら、最後はTWPがトリを飾る流れでしたが、TWP/CINERAMA共にこのフェスならではのかなりレアなレパートリーが演奏されました。TWPファンにはおなじみのseajohnsterさんのYouTubeチャンネルでまとめてアップされていますのでご紹介します。
・Bad Thing 10/08/2018 まずは8/10のTWPの映像から、何とライヴ初演奏のシングルB面曲。2004年11月発表のTWP再生第一弾リリースとなったシングル「Interstate 5」のカップリングです。ある意味ではかなり異色なシューゲイザー風の音像が特徴的なナンバーでしたが、ライヴでどこまで再現されたのか?これはぜひご覧下さい。
・Pinch, Twist, Pull, Release 10/08/2018 こちらは発売10周年の2008年作『El Rey』期のセッションからの楽曲を収めた超限定4枚組EP BOX『How The West Was Won』にひっそりと収められていたこの曲もライヴ初演奏。知る人ぞ知る隠れた名曲ですが、まだまだビックリさせられる選曲は翌11日にも。
・Metal Men 11/08/2018 こちらは知っている人の方が少ないかもしれません。というのも元々は2012年作『Valentina』の制作にあたって公式サイト上で今で言うクラウドファンディング的な試みとして先行購入者を募るClub8というファンクラブがあったのですが、そのClub 8加入者限定で『Valentina』のCDと共に配布された7インチ・ヴァイナル盤のA面曲だったものです。当然ながらライヴでは初演奏。『Valentina』期のアウトテイクはこの曲に限らず非常に秀逸なものが多いのですが、あちこちに散らばっている格好になっているので、いつかまとまった形で聴きたいものですね。
・Terry de Castro - Spangle 11/08/2018 最後は同日のTerry de Castroのソロ・ステージから、TWP1994年作『Watusi』収録の名曲カヴァー。Terryは以前からこの曲をステージでは取り上げていますが、今回はサポートのTWP現ギタリストDanielle Wadeyとのデュエットで。これはぜひスタジオ・レコーディング版で聴きたいですね。