TWP-CINERAMA:All about The Wedding Present & CINERAMA|ザ・ウェディング・プレゼント & シネラマ 日本語サイト
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THE WEDDING PRESENT / CINERAMA NEWS INDEX [2020]
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  • 10/10 The Wedding Present有料配信ライヴ [2020/10/11]
     10/10の英国時間午後8時(日本時間10/11午前4時)から、ザ・ウェディング・プレゼント初の有料配信ライヴが行なわれました。フル・バンド編成では9ヶ月ぶり1時間ほどのTWPクラシックスを中心としたセットでしたが、今回お披露目となったまだ正式なタイトルの無い新曲(ワーキング・タイトルはMel 3、現在のメンバーMelanie Howardと共作した3曲目、という意味でしょうか)、すでに「Locked Down & Stripped Back」セッション映像で公開されていた新曲"You're Just A Habit That I'm Trying to Break"は後半のアレンジが刷新されるなど、見所のある1時間でした。セットリストは下記をご参考下さい。
    《2020/10/10セットリスト Setlist》※クリックで展開します


  • Sleeper featuring David Lewis Gedge「Mr. Kiss Kiss Bang Bang」配信開始 [2020/10/9]
    Mr. Kiss Kiss Bang Bang
     12/4にリリースされるThe Wedding Present & Friends名義の2枚組オムニバス盤『Not From Where I'm Standing』からの先行カットとして、今年のRecord Store Dayでリリースされた2枚組7インチ『Kiss Kiss Bang Bang - a tribute to the James Bond themes of Dame Shirley Bassey』にも収録されていたSleeper featuring David Lewis Gedge名義の「Mr. Kiss Kiss Bang Bang」が本日からApple Musicをはじめとする各種サブスクリプション・サービスでの配信を開始しました。ソリッドなギター・ロック・アレンジも聴かせる会心のカヴァーです。必聴!ちなみにSleeperは本日から、未発表曲13曲を収録した『This Time Tomorrow(The Lost Album)』の予約受付を開始(リリースは12/14)しましたが、そこにはザ・ウェディング・プレゼントのステージで陽の目を見た「We Should Be Together」が収録。遂に本家本元版が聴けるようになります。なお、公式YouTubeチャンネルのWedding PresentTVではSleeperのLouiseとのデュエットによるセッション版が観られます

  • The Wedding Present & Friends名義の2枚組オムニバス『Not From Where I'm Standing』12/4発売 [2020/10/6]
    Not From Where I'm Standing
     今年のRecord Store Dayでリリースされた2枚組7インチ『Kiss Kiss Bang Bang - a tribute to the James Bond themes of Dame Shirley Bassey』リリース時にもアナウンスされていたジェームズ・ボンド映画シリーズをテーマにしたオムニバス盤の詳細が発表されました。
     タイトルは『Not From Where I'm Standing』。タイトルは1988年のシングル「Why Are You Being So Reasonable Now?」のカップリング曲に由来していますが、内容は先の7インチ盤同様に、007映画の主題歌、挿入曲のカヴァーを集めたもの。The Wedding Present & Friends名義でもお分かりの通り、過去TWP/CINERAMA名義でカヴァーした既発曲、上記EPにも収録されたSleeper featuring David Lewis Gedge名義の「Mr. Kiss Kiss Bang Bang」をはじめ、参加したのは過去と現在のメンバーたちのバンドやユニット、共演アーティストも多数。TWP創設メンバーのShaun CharmanやPeter Solowka(The Ukrainians)、2代目ドラマーのSimon Smith、The Hit Parade〜Watusi期のギターリストPaul Dorrington、近年のバンドメンバーだったGraeme Ramsay、Samuel Beer-Pearce、Charles Layton、Danielle Wadey、長年の盟友Terry de Castroや現在のバンドメンバーMelanie Howardの素晴らしいソロ・ユニットSuch Small Hands、過去の楽曲にフィーチャーされてきたSSWのSimone Whiteやドイツのエレクトロ・ユニットKleeなどなど総勢20組が参加しています。個人的な注目はかつてMy Bloody Valentineが1993年のオムニバス盤『Peace Together』でもカヴァーしていた"We Have All The Time In The World"(オリジナルはルイ・アームストロング)をDavid Lewis Gedgeがソロ名義で取り上げていることですね。これはどういう仕上がりになっているのか、気になります。

     発売元は予告通り英リーズのCome Play With Meで12/4にリリース。フィジカル盤はCDが同梱された2枚組ヴァイナルLP盤とCD盤のみの2種類。現在同レーベルの特設サイトならびにAmazon.co.jpで購入可能です。またSpotifyなど各種サブスクリプション・サービスでもお聴きいただけます。なお、同作は英ロンドンを拠点とする生活困窮者のための慈善団体Campaign Against Living Miserably(CALM)のチャリティー作品として販売されます。詳しい曲目は下記をご参考下さい。
    《収録曲 tracklisting》※クリックで展開します


  • ザ・ウェディング・プレゼント初の有料配信ライヴは日本時間10/11午前4時から [2020/10/4]
     8/14〜15の2日間で開催されたオンラインのヴァーチャル版フェス「At the Edge of the Sofa」の中で情報解禁されたTWP初の有料配信ライヴの開催が1週間後に迫りました。英国時間の10/10午後8時(日本時間10/11午前4時)から生配信が開始され、24時間はご覧いただけます。チケットは配信元サイトのDiceで販売中。バンド自身にとっても今年1月以来9か月ぶりとなるフルバンド編成でのライヴがわずか£12(本日時点のレートで1,634円相当)で観られてしまう!ということでぜひ皆さんも参加して下さい。おそらく出来立ての新曲"You're Just A Habit That I'm Trying to Break"も聴けることでしょう。現在公式YouTubeチャンネルWedding PresentTVで短いプロモーション動画も公開中です。


  • ザ・ウェディング・プレゼントRecord Store Day限定販売の新作EP「Shaun Keaveny Session」が各種サブスクリプション・サービスで配信開始 [2020/10/3]
     今年は3回に分けて開催されているRecord Store Dayの第2弾、9/26にリリースされた「Shaun Keaveny Session」の収録音源3曲が、Apple Musicをはじめとする各種サブスクリプション・サービスで配信開始しました。昨年8/5にTWPとしては初出演となったBBC 6 MusicのShaun Keavenyのプログラム出演時のライヴ・セッションで、スタジオ・レコーディング版では未だ発表されていない、昨年7月の来日公演でもハイライトの1つとなった新曲"Don't Ask Me"、当時シングルとしてリリースされたばかりだった"Panama"、展開中だった『Bizarro』30周年記念ツアーに関連して名曲"No"。いずれも生放送のレディオ・セッションならではの臨場感も素晴らしい名演です。ぜひお聴きください。なお、フィジカル版は発売元のHATCH RecordsのWEBサイトで販売中です。

  • ザ・ウェディング・プレゼント「Locked Down & Stripped Back」セッション最終曲が公開 [2020/9/4]
     オンラインのヴァーチャル版フェスティバル"At The Edge Of The Sofa"内をはじめ断続的に公開されてきた「Locked Down & Stripped Back」セッション・シリーズは全部で12曲が制作されたとのことですが、その最後を飾る"Deer Caught in the Headlights"、2012年作『Valentina』からの名曲が公開されました。これまで公開されてきた楽曲は全て公式YouTubeチャンネルWedding PresentTV内でご覧いただけますが、それにしても充実した内容で、ぜひ単独でのフィジカル化を期待したい所です。


  • The Wedding Present『Bizarro』限定ヴァイナル盤LPで10/9再発[2020/8/22]
    Bizarro イングランドのレコード会社の業界団体「英国レコード産業協会(The British Phonographic Industry)」と「英国エンターテイメント小売業協会(UK Entertainment Retailers Association)」がRecord Store Dayのスピンオフ的な企画として2018年から開催しているイベント、「音楽アルバムを祝福する日(National Album Day)」は今年は10/9に開催。ザ・ウェディング・プレゼントに関しては昨年1987年のデビュー作『George Best』、1988年のコンピレーション『Tommy』がそれぞれグリーンとホワイトのカラー・ヴァイナルで再発されましたが、今年は1989年10月リリースの2作目のスタジオ・アルバム『Bizarro』がSony Legacyより再発されることが決定しました(カタログNo.:19439793371)。今回は黒のヴァイナル盤での再発となり、同作のヴァイナル盤での再発は2012年3月の英Weatherboxからの再発盤以来3回目となります。現在Amazon.co.jpでも購入可能です。


  • ザ・ウェディング・プレゼント新曲セッション動画が単独公開 [2020/8/17]
     オンラインのヴァーチャル版フェスティバル"At The Edge Of The Sofa"の2日目の配信内で初披露された新曲"You're Just A Habit That I'm Trying to Break"のセッション動画がザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネルWedding PresentTV内で昨日19:30から単独公開されました。SleeperのギターリストJon StewartとMy Life StoryのドラマーChris Hardwickを擁する現在のラインアップによる初めての共作曲です。ぜひご覧下さい。


  • "At The Edge Of The Sofa"2日目終了 [2020/8/16]
     先日お知らせしたオンラインのヴァーチャル版フェスティバル"At The Edge Of The Sofa"の2日目が終了。現在全編のアーカイヴがザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネルWedding PresentTV内で公開されていますが、「Locked Down & Stripped Back」セッションの新たな動画は合計で6本公開されました。2日目の配信全編が約4時間30分ありますが、前日同様番組内で分散されて配信されましたので、各曲の再生開始時間などは下記をご参考下さい。今回の目玉は現在のラインナップでの初の共作となった新曲が初披露されたことで、タイトルは"You're Just A Habit That I'm Trying to Break"と紹介されています。その他の曲もこれまでの同シリーズ同様、セミアコースティック編成ならではのリアレンジが施されていて、聞き所が多いものでした。

    6:10- California
    1:12:36- Blonde
    2:04:39- Sports Car [lead vocal by Melanie Howard]
    2:35:28- You're Just A Habit That I'm Trying to Break [new song]
    3:23:26- You Should Always Keep In Touch With Your Friends
    4:20:50- My Favourite Dress

     その他にも2日目冒頭のCineramaのアクースティック・セット(改めて、名曲しかない!)も素晴らしかったですが、今回圧巻だったのが現在のベーシストであり、今回のイベントでもDavid Gedgeと共にMCとして全編サポートしていたMelanie Howardのソロ名義のユニットSuch Small Handsによる"Suck"。毎回"At the Edge of the Sea"では参加バンド、アーティスト達がTWPやCINERMAの曲をステージ上でカヴァーすることが定番となっていて、今回もいくつかのアーティストが披露していますが、ほとんどが原曲の構成やメロディラインを崩すことなくカヴァーしていたのに対し、彼女の"Suck"は原曲の雰囲気を全く思い出させない、完全に自身の楽曲として再構築することに成功している、ただただ息を飲む名演でした。番組内の1:00:23辺りからご覧いただけますので、ぜひご覧下さい。ちなみに9/18に初のスタジオ・アルバム『Carousel』もリリースされることも決定しています。
     なお10/10には今度は有償で、エレクトリックのフルバンド編成でのコンサートの配信が決定したことも発表され、現在チケットが販売中です


  • "At The Edge Of The Sofa"1日目終了 [2020/8/15]
     先日お知らせしたオンラインのヴァーチャル版フェスティバル"At The Edge Of The Sofa"の初日が終了。現在全編のアーカイヴがザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネルWedding PresentTV内で公開されています。「Locked Down & Stripped Back」セッションの最新動画は合計で3本公開されましたが、冒頭では"A Million Miles"(15:38辺りから)、曰く付きのSleeperの未発表曲、ライヴではおなじみになっていた"We Should Be Together"(1:45:47辺りから)はそのSleeperのヴォーカルLouiseとのデュエットでの特別なコラボレーション、そしてソロでも新曲"It's Gonna Rain"を披露した前メンバーのTerry de CastroをフィーチャーしたCinerama時代の名曲"Starry Eyed"(2:37:57辺りから)が演奏されました。なお、番組内ではThe Wedding Presentの楽曲を使用した新作ミュージカル"Reception"の実現に向けたクラウドファンディングが開始されたことがアナウンスされました。2日目は日本時間の8/16 午前1時30分から配信開始予定です。

  • David Gedge主催の音楽フェス、今年はオンラインで開催 [2020/8/5]
     毎年David Gedgeの地元英ブライトンで開催されている音楽フェスティバル"At the Edge of the Sea"は今年は8/13、14での開催が計画されていましたが、新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大を受け中止になりました。その替わりのイベントとして今年はオンラインのヴァーチャル版での開催が決定しました。その名も"At the Edge of the Sofa"!ネーミングも洒落ていますが、出演アーティストは元メンバー、現メンバーたちのユニット、バンドを中心に、過去の同フェスにも出演経験のある錚々たる面子が揃っています。開催日時は8/14、15の2日間(日本時間では週末の8/15、16の土日、各日深夜から早朝にかけての開催)。Facebook、Twitterの各公式アカウント、YouTubeの公式チャンネルWedding PresentTVで配信されます。大まかなタイムテーブルも発表されていますので下記をご参考下さい。ちなみにタイムテーブルにはありませんが、The Wedding Presentは好評を博している「Locked Down & Stripped Back」セッションの動画が9本、そして出来立ての新曲が公開されるとのことです。なお、YouTubeの公式チャンネルでは現在Davidによる予告編動画が公開されています。


  • The Wedding Present Locked Down & Stripped Backセッションの第2弾"Crawl"公開 [2020/6/8]
     ザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネル"Wedding PresentTV"に6/2に公開された"Granadaland"に続き「Locked Down & Stripped Back」と題された、ロックダウン中のそれぞれの自宅からリモートで演奏している最新セッション映像の第2弾映像が日本時間の本日午前2時30分から公開されました。演奏しているのは1990年9月発表の「3 Songs EP」で初出となった名曲"Crawl"。


  • David Gedge自宅から再びライヴ・ストリーミング・セッション公開 [2020/6/5]
     去る6/4の英国時間午後6時30分(日本時間6/5 午前2時30分)から、デイヴィッド・ゲッジが再び自宅からのライヴ・ストリーミング・セッションを自身の各SNS公式アカウントに加え、YouTubeのザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネル"Wedding PresentTV"で行ないました。その1時間に渡るセッションの模様が現在Wedding PresentTVでご覧いただけます。今回は毎年8月に自身が主催する音楽フェス「At The Edge Of the Sea」(残念ながら新型コロナウイルス感染防止対策のため今年の開催は中止)の開催場所である現在の地元である英ブライトンのヴェニューConcorde 2の支援のために行なわれたもので、現在同ヴェニューを存続させるための寄付を募集しています


  • The Wedding Present "Granadaland"最新ラインアップによるセルフ・カヴァー映像公開 [2020/6/2]
     5年ぶりに更新を再開したザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネル"Wedding PresentTV"に続々と過去映像がアップされていますが、そんな中SleeperのギターリストJon StewartとMy Life StoryのドラマーChris Hardwickを擁する現在のラインアップによる最新セッション映像が日本時間の本日午前2時30分から公開されました。演奏しているのは1989年作『Bizarro』収録の名曲"Granadaland"。副題に"Locked Down & Stripped Back"と題している通り、セミ・アクースティック編成で各メンバーがロックダウン中のそれぞれの自宅からリモートで演奏している格好ですが、デイヴィッドのヴォーカルはもちろん、とにかくバンドのノリが素晴らしい!この編成での演奏をもっと聴きたくなりますね。必見です。


  • The Wedding Present公式YouTubeチャンネルに新作映像追加 [2020/5/28]
     実はログイン・パスワードなどのアカウントを紛失していたらしいザ・ウェディング・プレゼントの公式YouTubeチャンネル"Wedding PresentTV"が復活。実に5年ぶりに新作映像がアップされています。中でも注目は昨年2019年の東京公演を含むAsiaツアーのオフショットをまとめた映像。この他にもファンには懐かしい初のヴィデオ・ソフト『*(S)Punk』にも収められた1990年5月の英リーズLeeds Colisseumでのライヴ映像も公式チャンネルでは初めてアップされています。ぜひご覧下さい。


  • David Gedge 60歳誕生日に自宅からアクースティック・ライヴ開催 [2020/4/24]
     去る4/23に日本で言う還暦を迎えたデイヴィッド・ゲッジが現地時間午後6:30(日本時間24日午前2:30)から、Twitter、Facebook、Instagramの各公式アカウントで自宅からのライヴ中継を実施。事前にファンから募ったリクエストに応えて約1時間にわたりTWP/CINERAMAの数々の名曲をアクースティック・ギターの弾き語りで演奏しました。現在Twitterの公式アカウントでリプレイがご覧いただけますので、見逃した方はぜひご覧下さい。


  • 今年のRecord Store Dayは2種の7インチ盤がリリース [2020/3/7 - 3/14 - 4/30更新]
     今年のRecord Store Day(当初4/18に開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けて6/20に開催が延期され、その後さらに延期が発表され、8/29、9/26、10/24の3日に分けて開催されることに)のリリース・リストが発表されましたが、ザ・ウェディング・プレゼント関連では2種の7インチ盤がリリースされます。
    Shaun Keaveny Session [Hatch Records] TBR: September 26th, 2020
    Shaun Keaveny Session
     まずはBBC 6 Musicでのセッション音源を数多くリリースしている英リーズのHatch Recordsから、昨年8/5にTWPとしては初出演となったBBC 6 MusicのShaun Keavenyのプログラム出演時のライヴ・セッション3曲を収録したブルーの7インチ盤。昨年7月の来日公演でもハイライトの1つとなった新曲"Don't Ask Me"がラジオでは初披露の機会となった放送ですが、それに加え当時シングルとしてリリースされたばかりだった"Panama"、展開中だった『Bizarro』30周年記念ツアーに関連して名曲"No"を収録しています。

    Kiss Kiss Bang Bang - a tribute to the James Bond themes of Dame Shirley Bassey [Where It’s At Is Where You Are Records]TBR: August 29th, 2020
    Kiss Kiss Bang Bang - a tribute to the James Bond themes of Dame Shirley Bassey
     個人的な目玉はこちらかもしれません。発売元は一昨年にザ・ウェディング・プレゼントとシネラマのカップリングという形で限定7インチ盤"White Riot / The Name Of The Game"をリリースした英ロンドンのWhere It's At is Where You Are Recordsで、タイトル通り、Shirley Basseyが歌ったボンド・ムーヴィーの楽曲を4アーティストがカヴァーした2枚組の7インチ盤(ちなみにクリアーのレッドとブルーのヴァイナル盤)。David Gedgeが敬愛するJohn Barryが手がけた007映画のテーマ曲3回目のカヴァーとなりますが、何と今回の名義はSleeper featuring David Gedge!昨年末からSleeperと掛け持ちする形で新たなギターリストにJon Stewartを迎えていますが、今回は逆にDavidがゲスト・ヴォーカルとしてSleeperに参加しています。Sleeper featuring David Gedgeがカヴァーしたのは1965年公開の『サンダーボール作戦』の元々の主題歌として予定されていた"Mr. Kiss Kiss Bang Bang"(実際の主題歌はTom Jonesによる"Thunderball")。シネラマ 1998年7月発表のデビュー・シングル"Kerry Kerry"のカップリングとして自作の同名異曲を発表していましたが、いよいよそのタイトルの由来となった本家の楽曲を歌うことになったわけで、また『サンダーボール作戦』と言えばシネラマ 2000年9月発表の2作目のスタジオ・アルバム『Disco Volante』のタイトルの由来となったラルゴの所有する水中翼船が登場する作品でもあります。ちなみにこの7インチ盤には昨年のシングル"Jump In, The Water's Fine"のアートワークを手がけたHefnerの Darren Haymanも"Goldfinger"で参加しています。なお、"Mr. Kiss Kiss Bang Bang"は今年の後半に英リーズのCome Play With Meからリリースが計画されている007映画の新録カヴァーを集めたコンピレーションにも収録される予定で、現在と過去のザ・ウェディング・プレゼントとシネラマのメンバー達も参加する模様です。

  • The Wedding Present好評のBBCセッション・シリーズ『Marc Riley Sessions Volume 4』2/21発売 [2020/2/8]
    Marc Riley Sessions Volume 4
     すっかりおなじみBBC 6 MusicのMarc Rileyの番組出演時のザ・ウェディング・プレゼントのレディオ・セッション音源をまとめたコンピレーションの第4弾が2/21に英リーズのHatch Recordsからリリースされます(カタログ番号HAT32LP)。
     タイトルは『Marc Riley Sessions Volume 4』。今回はストリング&ホーンセクションを含む特別編成で収録された2017年10月12日放送分と『Tommy』30周年記念ツアーの最中に行なわれた2018年10月8日放送分の2回分の放送から9曲を収録。前者は当時リアルタイムでオンエアされてから、自分のスマホ内で録音したものを毎日聴き続けていたものですが、個人的にはTWP史上のベストBBCセッションの1つがこの回だと断言したくなる、本当に素晴らしい記録です。当時の新作EP『The Home Internationals』からのインスト名曲"Scotland"、当然ストリング映えする傑作『Going, Going...』からの2曲、そして特に感動的な名演となった1989年作『Bizarro』からの"Bewitched"が何と言ってもハイライト。実はアルバム・テイクでサンプリングされていたDoris Dayの"Bewitched, Bothered And Bewildered"のパートまでもが当時はキーボード&コーラスでサポートしていたMelanie Howardの歌声と共に完全に再現されており、素晴らしいオーケストレーション・アレンジも相まって至上の名演となりました。現在この曲のみがSpotifyApple Musicなどのサブスクリプション・サービスでフルコーラスで聴けますので、とにかく今直ぐにでも聴いて下さい。
     後者では翌年のニュー・シングルとなる新曲「Jump In, The Water's Fine」のAB面、1985年5月のデビュー曲"Go Out & Get 'Em, Boy!"は故John Peelが初めて自身の番組でこの曲をオンエアした時のMCと共に放送されましたが、何と今回のそのMCパートも含め本音源に収録!さらに、そのJohn Peel Showでのセッションで有名になった初期カバー2連発となった"Getting Nowhere Fast"、"Felicity"と、はっきり言ってこれまた聴きどころしかない!名演だらけの回です。
     フィジカル・リリースは今回もCDがバンドルされたVinyl盤とCD単独版の2種類。現在Hatch Recordsの特設サイトで販売中の他、Amazon.co.jpで購入可能。詳しい曲目は下記をご参考下さい。
    《収録曲 tracklisting》※クリックで展開します


  • The Wedding Present 1986年のセカンド・7インチ盤が1,000枚限定で再発[2019/10/11 - 2020/1/31 - 4/24更新]
    Once More
     英プレストンを拠点とするインディーズ・レーベルOptic Nerve Recordingsから1980年代のインディーズ作品の7インチ盤再発シリーズ"Optic Sevens"の一環として昨年4月に、ザ・ウェディング・プレゼントが1985年5月24日にリリースしたデビュー・7インチ・シングル"Go Out and Get 'Em Boy!"がオリジナル盤と同じアートワークで500枚限定で再発されましたが、そのシリーズの第2弾として"Optic Sevens 2.0"を昨年11月から開始することが発表され、House of LoveやThe Loft、The Vaselines、Bob、The Primitivesなどと共に、ザ・ウェディング・プレゼントが1986年1月31日にリリースしたセカンド・7インチ・シングル"Once More"がラインナップされました。発売日は3/20の予定とアナウンスされていましたが、プレス工場の生産工程の遅れによりOptic Sevens 2.0それぞれのカタログが発売延期になり、こちらのシングルも4/3へと延期になり、さらにその後の新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けた生産工程や物流の遅れもあり、現時点では5/22に発売される見込みとなりました。今回もオリジナル盤同様のアートワーク、ホワイトのカラー・ヴァイナル仕様。プレス数はオリジナルは3,500枚限定でしたが、こちらは1,000枚限定となっています。レーベルのウェブ・サイトではすでに完売していますが、Amazon.co.jpで注文可能です。


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Conceived & Conpiled with love by YOSHI@TWP-CINERAMA
First published on the internet in February 1998