フィジカルリリースはCDがバンドルされたヴァイナル盤(カタログ番号TONE082)、CD盤(TONE082CD)の2種に、CDがバンドルされたヴァイナル盤はもう1種、インディーショップ限定で販売されるブルー・ヴァイナル盤がリリースされます(TONE082B)。このブルー・ヴァイナル盤はRough Tradeをはじめとする主要インディーショップのサイトでも予約受付を開始していますが、早くも品切れになるショップも出てきています。 また、9月11日8月23日には今回もVinyl Junkie Recordingsから国内盤CDが発売。2010年のラインナップによるライヴ・テイク4曲(しかも『Bizarro』からの必殺の4曲、"Brassneck"、"Kennedy"、"Bewitched"、"Take Me!")がボーナストラックで収録され、7/9・10の東京公演会場で超先行販売されていました。ちなみにこのボーナストラックは全て9/6にリリースされる『Live 2010: Bizarro Played Live In Germany』CD&DVD2枚組からピックアップされたものになります。
[追記2019/8/10]
なお、『George Best 30』の時と同様に北米アセンズのインディーズ・レーベルHappy Happy Birthday To Meからもリリースされることが決定(カタログ番号HHBTM203)。レーベルのHPではクリアー・ブルーのヴァイナル盤とアートワークと同じデザインのトート・バック、スクエア缶バッチ、ミニ・ポスターがセットになったデラックス・エディションが販売中。ブラック・ヴァイナル、CD単体のセットも販売中です。
◎The Wedding Present『The Complete Ukrainian John Peel Sessions』4/26 DVD付きでリリース![2019/3/12] やはり予想通りでした。今年のRecord Store Day(4/13)向けのカタログとして初めて公式にリリースされることになった7インチ盤「Davni Chasy」に続き、英Hatch Recordsから『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』の新装リマスタリング版が4/26にリリースされることが決定しました。 今回発売される『The Complete Ukrainian John Peel Sessions』はCDとDVDがバンドルされた12インチLP盤とCDとDVDの2枚組の2種類のフォーマットでのリリース。オリジナル盤『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』に収められた1987年10月と1988年3月の2回のセッションに加え、3回目にして最後のウクレイニアン・フォーク編成でのセッションとなった1989年3月のセッションを含む全12曲が収められ、2007年にリリースされた『The Complete Peel Sessions 1986-2004』収録時以来12年ぶりとなるリマスタリングも行なわれていますが、残念ながら英Fresh Earが2000年9月に再発した時には収録された、1986年10月の2回目のJohn Peel Sessionで披露された"Hopak"は今回は収められていません。ウォーム・アップ的に演奏されたこの曲が後のウクレイニアン・フォーク・セッションに発展するきっかけとなった記録だったのでぜひ収録して欲しかったのですが、2014年のEdselからのExpanded Editionシリーズでも顕著でしたが、どうやらここのところのBBCセッション音源は契約上、特定の回のどれか1曲のみを抜き出すようなことが許可されていないようで、音源として収録する場合はその放送回の全曲を収録することが条件付けられているようなのです(なので、今となっては『Tommy』やThe Smithsの『Hatful of Hollow』の様な企画は成立しないということになりますね)。
今回付属するDVDには撮り下ろしとなるDavid Gedgeとこのセッションの発案者だった初代ギターリストPeter Solowka、当時のゲスト・プレイヤーで後にThe Ukrainiansの中心メンバーとなるLen Ligginsへのインタビューや今回初製品化となるBBC TV 2で放映されたライヴ映像や、2010年の"At The Edge Of The Sea"出演時のThe Ukrainiansのライヴが収録されます。またこちらも「Davni Chasy」と同様にTWPのRCA時代の数多くのアートワークを担当したJonathan Hitchen(愛称Hitch)が新たにジャケット・デザインを担当しています。 現在本作はHatch RecordsのWEBサイトで先行販売中。Amazon.co.jpでも取扱中。またSoundCloudで本作からの"Yikhav Kozak Za Dunai"がフルサイズでお聴きいただけます。
◎The Wedding Presentプロモ盤のみのリリースだった7インチ盤「Davni Chasy」がRecord Store Dayで初の公式リリース決定![2019/3/1 - 追記5/1 - 5/11] 今年2019年は大々的な記念ツアーが行われる『Bizarro』発売30周年にあたるのと同時に、BBC Radio 1のJohn Peel Showでの2回のウクレイニアン・フォーク・セッションをまとめた企画作『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』の発売30周年でもあります。同セッションの発案者であった初代ギターリストのPeter Solowkaが現在も在籍するThe Ukrainiansが本作の30周年記念ギグを行なうことも決定していますが、当時プロモーション盤のみが制作された「Davni Chasy」の7インチ盤が、今年のRecord Store Day(4/13)のリリースの1つとして公式には初めて発売されることになりました。 「Davni Chasy」は『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』で最も知られる曲となった"悲しき天使(Those Were The Days)"のカヴァーで、カップリングはやはり同作からの「Katrusya」。当時のプロモ盤はジャケットは無かったのですが、今回オリジナル盤『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』をはじめ、TWPのRCA時代の数多くの印象的なアートワークを担当したJonathan Hitchen(愛称Hitch)が新たに制作したジャケットと共にリリースされます。発売元は近年BBC 6 MusicのMarc Rileyの番組でのセッション・シリーズをリリースしている英リーズのHatch Recordsですが、今回のカタログのために音源も新たなリマスタリングが施されているとのことで、これは『Ukrainski Vistupi V Johna Peela』本体も同レーベルからリイシューされるのでは?と期待してしまいます。なお、ザ・ウェディング・プレゼント関連のRecord Store Dayのリリースは2017年の『The Home Internationals EP』以来2年ぶりとなり、またHitchがアートワークを手がけたカタログがリリースされるのは、1999年3月発表の名コンピレーション『Singles 1989-1991』以来実に20年ぶりということになります。 【追記2019/5/1】 発売元のHatch RecordsのWEBサイトで僅少ながら販売されることになりました。 【追記2019/5/11】 ScopitonesのWEBサイトでも販売されています。
[recorded live at The O2 Academy, Leeds, England on 9th December, 2017]
1. Once More
2. Yeah, Yeah, Yeah, Yeah, Yeah
3. Corduroy
4. Broken Bow
5. Deer Caught in the Headlights
6. The Girl from the DDR [DVD Only]
7. No
8. England
9. Everyone Thinks He Looks Daft
10. What Did Your Last Servant Die Of?
11. Don't Be So Hard
12. A Million Miles
13. All This and More
14. My Favourite Dress
15. Shatner
16. Something and Nothing
17. It's What You Want That Matters
18. Give My Love to Kevin
19. Anyone Can Make a Mistake
20. You Can't Moan Can You?
21. Bewitched
22. Kennedy
◎The Wedding Present好評のBBCセッション・シリーズ『Marc Riley Sessions Volume 3』2/15発売 [2019/1/15 - 1/25リンク追加] すっかりおなじみになりましたBBC 6 MusicのMarc Rileyの番組出演時のザ・ウェディング・プレゼントのレディオ・セッション音源をまとめたコンピレーションの第3弾が2/15にリリースされます。 タイトルは『Marc Riley Sessions Volume 3』。2015年11月5日放送分と2016年9月8日放送分の2回分のセッションがまとめられており、2016年の大傑作『Going, Going...』期の大変充実したセッションが堪能できます。当然同作からの名曲が数多く聴けるのが特徴ですが、前者ではDavid GedgeにとってはCinerama時代の2001年にカヴァーした"Diamonds are Forever"以来となる2度目の007映画のテーマ曲(=John Barryナンバー)のカヴァーを披露。1967年公開のシリーズ第5作『007は二度死ぬ』からNancy Sinatraが歌った"You Only Live Twice"を演奏していますが、これがまたもや屈指の名演になっています。また当時のツアーで初めてセットリストに組み込まれた2012年作『Valentina』日本盤ボーナストラックにもなった隠れた名曲"1000 Fahrenheit"にも注目です。後者では番組ホストのMarc Rileyが自身のバンドThe Creepersで1983年に発表したナンバーで、1994年の『Watusi』セッションでカヴァー(初出は1994年11月リリースのシングル"It's a Gas"カップリング)した"Jumper Clown"を本人にはシークレットで突然演奏し驚かせましたが、こちらもまた聴きものです。 発売元は今回も英リーズのHatch Recordsで、フィジカル・リリースはCDがバンドルされたVinyl盤とCD単独版の2種類。現在Hatch Recordsの特設サイトで販売中の他、CD盤はAmazon.co.jpで、MP3版もAmazon.co.jpで購入可能。サブスクリプション・サービスでも2/15以降SpotifyとApple Musicでお聴きいただけるようになりますが、Apple Music版では先行して"Jumper Clown"がフルサイズでお聴きいただけます。詳しい曲目は下記をご参考下さい。